10年後のMOT

遅れ馳せながら、2019年初めての投稿です。

本年も、NIT MOTをより分かりやすく、かつできるだけリアルにお伝え出来るよう、努めてまいります。

 

どうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

さて、年初ということもあり、今年の抱負をを述べさせて頂きます。

 

今年は、MOTの魅力を語るにおいて、一つの新しい表現を追加します。

それが表題にある、『10年後のMOT』です。

 

具体的には、MOTを学び修めて10年たって振り返った時に、10年前と比べて何がどう変わったのか?

自身の経営活動に、MOTはどのように役立ったのか?

そうした内容を新しい価値軸として規定して、10年前の修了生が自社で、あるいは社会の中で、MOTをどのように活かして活躍しているのかを発信できればと考えています。

 

 

MOT(Management of Technology)とは 

 

「技術」に立脚する事業を行う企業・組織が(その)持続的発展のために、

「技術」が持つ可能性を見極め、(これを)事業に結び付け、(さらに)

経済的価値を創出していくマネジメント

 

                          (経済産業省)

 

 

とも言われておりまして、いささか抽象的ですが、それだけに応用範囲が広いともいえます。

 

そして企業・組織の持続的発展を達成するためには、技術を経営に活かすということの本質を解っている必要があり、当事者が自らの目的に測した最適なMOTを、自ら作り上げていくプロセスもまた必要です。

 

自ら(企業・組織)の持続的成長(目的)のために、MOTの本質を知り、多様な専門分野の中から最適なMethod を選定し、組織の中でそれがうまく実践できるようにプランニングすることが出来るようになる。

それが、NIT MOTで学ぶ1年で得られる成果です。

 

しかし、1年の課程を学び修めた時点が、スタート地点です。

そこから始まる、自らにとって最適な、『MOTの熟成』が、本来の価値創造です。

 

そうした、修了生各位が育て上げた、『10年後の熟成したMOT』が持つ価値を発信していきたいと思います。