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日本工業大学の修士課程1年生たちが、自分たちの研究テーマをMOTで発表されました。
MOTの教授・学生たちと一緒に、研究テーマの製品化・事業化についての検討会を行いました。
日本工業大学の修士課程には『プロジェクトベースドラーニング(PBL)』という、自分たちでテーマを決め、研究と発表を行う科目があります。
普段は宮代キャンパス(埼玉県・東武動物公園のメインキャンパス)で学ぶ、電気電子工学科の修士1年制チーム6名が、神田キャンパスに乗り込み、PBLの発表を行いました。
発表テーマとなる、『高齢者の健康と心を無線で繋ぐ“ヘルスケア・生活支援システム”』は、昨年学部卒業された横山さんが学部4年生の時に作成したビジネスモデルで、日刊工業新聞社が主催するキャンパスベンチャーグランプリの東京大会のセミファイナルに進んだプレゼンテーションです。
これを、修士課程に進んだ当時の仲間たちが引継ぎ、プランを実現するための研究開発を行っています。
写真は、腕時計などの小型デバイスで脈拍を取り、高齢者の身体異常を察知するための装置のデモンストレーションです。これと、ZIGBEE等の無線技術を組み合わせ、安心して暮らせる高齢者社会の実現と、高齢者社会維持に必要な社会コスト(見守りコスト)の削減を目指しています。
外部からもコンサルタントの方やベンチャー育成を行っている方などに参加いただき、とても活気のある勉強会となりました。
工学部のカリキュラムでは、なかなかビジネス現場の空気に触れる機会が少ないため、学生の方々にもとても刺激となった模様です。同時に我々にとっても、若い熱意に触れ、とても楽しい時間でした。
また発表にいらしてくださいね!